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イベント・レポート
No.007
身体表現を通して、建築の本質を楽しく学ぼう!

芸術の秋、そしてスポーツの秋の到来です。そこで今回ご紹介するのは、巷で人気急上昇中の、身体で建築が学べるユニークなアートイベント。建築に興味のある人はもちろん、パフォーマンスに興味がある人、みんなと一緒に身体を動かしたいという人にもぴったりの、楽しくも奥が深い、ハイブリッド・ワークショップです。


建築の見方が変わる、「けんちく体操」とは?

基本のポーズともいうべき、けんちく体操の代名詞「東京タワー」。ウォーミングアップにもぴったり!
基本のポーズともいうべき、けんちく体操の代名詞「東京タワー」。ウォーミングアップにもぴったり!

巨匠・丹下健三作の「東京カテドラル聖マリア大聖堂」。屋根の稜線を遠近法で表現しているところが何ともシュール
巨匠・丹下健三作の「東京カテドラル聖マリア大聖堂」。屋根の稜線を遠近法で表現しているところが何ともシュール

「よく言われるのは、やってみると予想外に面白い、と(笑)。最初はみんな抵抗があるようで、えーっ、とか言うんですが、終わる頃にはがらっと変わるんですよ」と米山さんが言えば、“けんちく体操マン1号”の橋さんも「僕も最初は恥ずかしかった(笑)。でも実際にやってみたら、あ、これ結構面白いなと。自分で表現しようとすると、その建物の特徴を捉えようとするので、やる前と後とでは建築の見方が変わるんです」
 その後、“けんちく体操マン2号”大西正紀さんと、“けんちく体操ウーマン”田中元子さんがチームに加わり、3人で組み体操ができるようになったことからぐんとスケールアップし、建築形状のレパートリーが一気に充実。現在は100を超えるレパートリーを携えて全国各地でワークショップを行い、じわじわと人気を集めています。

重要文化財「自由学園明日館」の前でワークショップ後の記念撮影。大勢でやるとさらに楽しく、パフォーマンスとしても壮観だ 重要文化財「自由学園明日館」の前でワークショップ後の記念撮影。大勢でやるとさらに楽しく、パフォーマンスとしても壮観だ


子どもも、年配者も、身体の硬い人も
誰でもできる!一緒にできる!だから楽しい!

「形状を的確に表現できるかどうかはもちろんですが、建築物にも威風堂々としているものや緊張感のあるもの、逆にだらっとしたゆるい感じのものなど、いろいろな佇まいがあります。その本質をどうつかむか。運動技術として難しいことは何も無いので、子どもから年配の方まで誰でもできますし、組み技でも子どもや年配者に合ったポジションが必ずあります。適材適所の役割分担やチームワークをつくっていくことも、この体操の目的のひとつです」(米山さん)
「『けんちく体操』には、これでなければいけないという決まった答えはありません。よく運動が苦手なんです、身体が硬くてもできますか?という人がいますが、大事なのは着眼点。だから、身体が柔らかくて線のきれいな人が上手いかというと、そうとは限らないんですよ。そこがこの体操の面白いところです」(橋さん)

けんちく体操の考案者である、東京都江戸東京博物館研究員の米山勇さん
けんちく体操の考案者である、東京都江戸東京博物館 研究員の米山勇さん

米山さんと共にけんちく体操の基本をつくった、江戸東京たてもの園学芸員の橋英久さん
米山さんと共にけんちく体操の基本をつくった、江戸東京たてもの園学芸員の橋英久さん


TANアートイベント
チームけんちく体操 ワークショップ
『みんなで “けんちく体操” しよう!』

講師:チームけんちく体操
「けんちく体操」は、1998年に米山勇が発案し、橋英久が体操の基本をつくり上げた。2010年から田中元子、大西正紀が加わり、「チームけんちく体操」としてワークショップを中心に「けんちく体操」の普及活動に取り組んでいる。書籍『けんちく体操』(エクスナレッジ)の出版をきっかけに、新聞や雑誌、テレビ番組など多くのメディアで取り上げられ、近年は国内の地方都市やドイツ・バウハウス大学でもワークショップが開催されるなど広がりを見せている。2013年、日本建築学会教育賞(教育貢献)を受賞。
http://kenchiku-taiso.com/

開催日:10月27日(日)
場所:東京文化会館 4階大会議室(正面入口ではなく、楽屋口からご入場ください)
http://www.t-bunka.jp/access/index.html
時間:14:00〜15:30
参加費:無料
対象:5歳以上。ご家族揃ってでも、お友達同士でも、お一人でも大歓迎です。
※動きやすい服装でお越しください。
定員:50名(応募者多数の場合は抽選)
お申し込み締め切り:10月23日(水)

お申し込み
e-mail:tan@mail.plala.or.jp
FAX:03-5777-5792
※参加される方のお名前と、当日連絡がとれるお電話番号を明記してください。お子様がご一緒の場合は、お子様の年齢と人数も記載してください。10月24日(木)までに、担当者よりお電話にてご連絡差し上げます。

お問い合わせ
美術出版社 Tokyo Art Navigation アートイベント担当
TEL.03-3234-2153(土日休み)

インタビュー・文/杉瀬由希


 
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