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トーキョー・アートスポット
西新宿・初台の劇場都市「東京オペラシティ」

ジョナサン・ボロフスキー《シンギングマン》 B1F サンクンガーデン

ジョナサン・ボロフスキー《シンギングマン》 B1F サンクンガーデン

「本格的な西洋芸術が楽しめる場所を東京に」とつくられた文化施設、東京オペラシティは、併設されたコンサートホール、近江楽堂、ICC、リサイタルホール、新国立劇場、アートギャラリーなどで幅広い芸術に触れることができるアートスポットです。若手アーティスト支援を目的とした展覧会、作曲賞もあり、新たな才能を世に発信し続けています。ここでは、東京オペラシティビル株式会社 広報の西村彩さんに、東京オペラシティの活動や魅力をご紹介いただきます。

── 「東京オペラシティ」はどのように誕生したのでしょうか。

 もともとは、国が「日本にも、オペラ、バレエ、現代舞踊、演劇等の舞台芸術を公演するための劇場を」と新国立劇場をつくる計画を立てていたんです。それから、国と地権者である民間企業、個人の方たちによって東京オペラシティの構想が固められ、新国立劇場を中心とする文化の街をつくろうということで、「東京オペラシティ」と名づけられました。平成8年8月8日に「東京オペラシティ」という名称でオフィスビルが、平成9年にコンサートホール、近江楽堂、ICC、リサイタルホール、新国立劇場が、平成11年にアートギャラリーがオープンしました。このような経緯から、「東京オペラシティ」は国立ゾーンと民間ゾーンの2つに分かれています。京王新線の初台駅ができ、NTT東日本の研究部門からICCができ、近江楽堂がつくられましたが、これらは地権者である企業、個人の方との関係から成り立っています。もちろん、芸術・文化を発信していくのに、国と民間の境界はありません。

── 館内にもアートワークが点在していますね。

 初台駅からいらっしゃると、サンクンガーデンに出てきます。そこにある大きな人体像は、ジョナサン・ボロフスキーの《シンギングマン》。あごを動かして歌っています。また、新国立劇場とオペラシティの間、ガレリアの階段の床には、宮島達男の《タイム・パッサージ》という数字をカウントしていく作品。4FのICCへ向かうエスカレーターで天井を見上げていただくと、川上喜三郎の《エアーダンス》が天井でキラキラしています。こうしたアートワークが建物に7点ありますので、ぜひチェックしてみてください。

宮島達男《タイム・パッサージ》 2F ガレリア床面

宮島達男《タイム・パッサージ》 2F ガレリア床面

川上喜三郎《エアーダンス》 アトリウム天井

川上喜三郎《エアーダンス》 アトリウム天井

── 夏休みに開かれている「アーツシャワー」について教えてください。

 東京オペラシティは国立ゾーンと民間ゾーン、音楽と美術、さまざまなジャンルの施設が入っています。こうした運営元が異なる施設が共同で、オペラシティ全体を楽しんでいただこうと企画・開催しているのが「アーツシャワー」です。夏休みの約2週間、主に家族連れをターゲットにした夏祭りですね。親子で気軽に楽しめるコンサートをたくさん開催するとともに、ICCでは子供向けイベントを、新国立劇場は子供向けオペラを開催しています。弊社では、大道芸人さんを呼んでイベントを開いたり、半券を持っていくと飲食店で割引ができるような体制をつくっています。今年も開催する予定ですので、ぜひ一度足を運んでみてください。普段オペラには未就学児童は入れませんので、この機会にご家族でオペラの魅力にふれていただければと思います。

── 東京オペラシティだけの特別なイベントなどはありますか。

 ここで働くオフィスワーカーは、約1万人いらっしゃいます。そういった方々にも、芸術は身近なところにあるということを知ってもらいたいと考え、入場無料の「ランチタイムコンサート」を開いています。月に3、4回、コンサートホールや近江楽堂で開いております。一般の方も聴いていただけますし、ランチのついでに足を運んでくださるOLの方もいらっしゃいます。これからも、オフィスワーカー、劇場やギャラリーにいらっしゃる多くの方に、「劇場都市オペラシティ」という名前の通り、劇場を楽しみ、飲食も楽しんでいただきたいと考えています。

 東京オペラシティ 芸術・文化ゾーン
新国立劇場

新国立劇場

現代舞台芸術のためのわが国唯一の国立の劇場。オペラ、バレエ、コンテンポラリーダンス、演劇などの多彩な公演が行われている。

東京オペラシティ コンサートホール:タケミツ メモリアル

東京オペラシティ コンサートホール:タケミツ メモリアル

作曲家の故・武満徹の名もついたコンサートホールは、1632席のシューボックス型クラシック音楽専用ホール。また286席のリサイタルホールはソロリサイタルや室内楽といったコンサートに向いている。

東京オペラシティ アートギャラリー

東京オペラシティ アートギャラリー

近・現代美術を中心にした展覧会を年3〜4回開催する。同時にコレクションを中心にした収蔵品展や若手支援を目的にした展覧会「project N」も行っている。

NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]

NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]

NTT東日本が運営する、メディアアートの情報発信地。企画展、充実した常設展などがそろう。カフェも併設され、待ち合わせにも便利。

近江楽堂

近江楽堂

音が響きやすいという条件のもと、古楽器の演奏会や詩の朗読会が開かれている。

次ページでは、アートギャラリーキュレーターの飯田志保子さんに若手作家支援事業「project N」について、武満徹作曲賞もご担当されている音楽制作チーフプロデューサーの国塩哲紀さんに、若手作曲家育成事業「武満徹作曲賞」についてお話しいただきます。

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東京オペラシティ 写真

東京オペラシティ

所在地:東京都新宿区西新宿3-20-2
交 通:京王新線「初台駅」東口徒歩1分
http://www.tokyo
operacity.co.jp

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