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トーキョー・アートスポット
デザインとアートが交差するスポット
六本木・青山・渋谷エリア

前回に引き続き、デザイン&アートの発信地、六本木・青山・渋谷エリアのスポットに注目します。同時代のデザインを新たな視点で考えたい方は、21_21 DESIGN SIGHTやアクシスギャラリー、大正時代のデザインにふれるには渋谷区立松濤美術館の展覧会、日用品から「用の美」を見出す民芸運動を知るには日本民藝館がおすすめです。また、今回紹介している施設はいずれも著名な建築家が設計しているので、建築デザインも要チェック。昨年リニューアル・オープンした根津美術館の建物、ワタリウム美術館で開催中の建築展もお見逃しなく!
 21_21 DESIGN SIGHT

21_21 DESIGN SIGHT外観 Photo by MASAYA YOSHIMURA/NACASA&PARTNERS, Inc.
21_21 DESIGN SIGHT外観 Photo by MASAYA YOSHIMURA/NACASA&PARTNERS, Inc.

Photo by HIROSHI IWASAKI
Photo by HIROSHI IWASAKI

2007年、三宅一生が発起人となって、東京ミッドタウンにオープンしたデザイン施設。社会におけるデザインの役割について考えることを目的に、デザイナーのディレクションによって、展覧会やトークイベント、ワークショップなどを開催。日常的に存在するデザインを探す、発見する、つくっていく視点(sight)を提供する。ディレクターは三宅一生、佐藤卓、深澤直人。建物の設計は安藤忠雄によるもので、外観の折り曲げられたような巨大な鉄板の屋根は、三宅一生の服づくりのコンセプト「一枚の布」から着想されたもの。地上1階、地下1階に広がる空間で、新鮮な驚きに満ちたデザインを楽しむことができる。2011年2月2日(水)〜5月8日(日)には企画展 「倉俣史朗とエットレ・ソットサス」展を予定。

■企画展「REALITY LAB ―― 再生・再創造」展
三宅一生がディレクションする展覧会。デザインの仕事が消費者に届くまでの過程で、三宅が出会った作家や科学者、企業などを紹介することで、ものづくりの未来を考える。三宅一生、Reality Lab Project Team、浅葉克己、松井孝典、米本直樹×平野まゆ/テムジン、岩崎ェ、三谷純+WOWらが出展。

会期/11月16日(火)〜12月26日(日)
開館/11:00〜20:00(入館は19:30まで)
休館/11月30日(火)、12月14日(火)
料金/一般1,000円、大学生800円、中学・高校生500円
所在地/東京都港区赤坂9-7-6 東京ミッドタウン・ガーデン内
交通/大江戸線・日比谷線六本木駅、千代田線乃木坂駅より徒歩5分
http://www.2121designsight.jp/

 アクシスギャラリー

アクシスギャラリー外観
アクシスギャラリー外観

SIDE / 01「CHAIR+」展参考図版
SIDE / 01「CHAIR+」展参考図版

デザインの大切さや楽しさを発信する拠点として1981年、六本木に誕生した「デザイン提案体」AXIS(アクシス)。6つのフロアから成るAXISビルには、ショップ、インテリアショールーム、カフェなど、デザイン関連の施設が集合。地下1階から2階にあるセレクトショップ「LIVING MOTIF」では、デザイン性の高いキッチン用品をはじめ、生活用品や家具、ステーショナリーなどを取り扱う。地下1階の書店「BIBLIOPHILE」ではデザイン関連書籍や洋書が充実。アクシスギャラリーは4階にあり、デザイン専門ギャラリーの草分け的存在として、展覧会、レクチャー、ワークショップなどのイベントを開催している。地下1階に新たにオープンした多目的レンタルスペース「シンポジア」は、様々なセミナーやデザイナーが作品発表の場として活用できる。

■SIDE / 01「CHAIR+」展
デザイナー、建築家、編集者、ライター、プロデューサーで結成したグループ「SIDE」によるデザイン展。第1回となる本展では10名が参加。それぞれの解釈でデザインした椅子とともに、その発想の元や生み出された背景、使われるシーンなどを表現することで、デザインの意図を明確に伝える。

会期/12月10日(金)〜12月19日(日)
開館/11:00〜20:00(最終日は17:00まで)
休館/展覧会による
所在地/東京都港区六本木5-17-1
交通/大江戸線・日比谷線六本木駅3番出口より徒歩8分ほか
http://www.axisinc.co.jp/gallery/

 ワタリウム美術館

ワタリウム美術館外観
ワタリウム美術館外観

「藤本壮介展」会場風景
「藤本壮介展」会場風景

スイスの建築家マリオ・ボッタが設計した「建築彫刻」美術館で1990年に開館。ウォーホル、ボイス、ギルバート&ジョージ、蔡國強、河原温ほか、現代アートを多数コレクションしている私立の美術館である。コンテンポラリーアートの企画展を中心に、建築、写真、デザイン作品などを紹介する展覧会を年3回ほど開催。チケットはパスポート制で、会期中何度でも入場できるのが特長。館内にはミュージアムショップ「オン・サンデーズ」があり、美術・デザイン・建築関連書籍、洋書、写真集、文房具、雑貨、ポストカードなどが充実。バラエティ豊かなイベントも企画されている。地下1階に併設されたカフェでは、落ち着いた雰囲気の中でひと時を過ごすことができる。

■藤本壮介展
山のような建築 雲のような建築 森のような建築
建築と東京の未来を考える2010

「建築と東京の未来」をテーマに、建築家、藤本壮介の個展を開催。吹き抜けの展示室に、透明素材でつくられた1/1スケールの建築空間モデルを創出するほか、ドローイング、模型、建築作品の写真を展示し、新しい建築のあり方を提示。また、藤本が考える未来の東京の姿を1/150スケールの都市模型で再現する。

会期/8月14日(土)〜2011年1月16日(日)
開館/11:00〜19:00(水曜日は21:00まで)
休館/月曜日(祝日除く)、年末年始
料金/期間中、何度も使えるパスポート制で大人1,000円、学生800円(25歳以下)
※ペア券は大人2人1,600円、学生2人1,200円
所在地/東京都渋谷区神宮前3-7-6
交通/銀座線外苑前駅より徒歩8分
http://www.watarium.co.jp/

 根津美術館

根津美術館外観 (c)藤塚光政
根津美術館外観 (c)藤塚光政

重要美術品《風俗図》3幅 江戸時代(17世紀) 根津美術館蔵
重要美術品《風俗図》3幅 江戸時代(17世紀) 根津美術館蔵

実業家、初代・根津嘉一郎のコレクションを保存・展示するため、二代目が1941年に創設した美術館。初代の蒐集対象は日本・東洋の古美術で、現在、国宝7件、重要文化財87件を含む約7,000件を収蔵。自らも茶の湯を嗜んでいたことから、茶道具などのコレクションも充実している。2009年、隈研吾の設計によってリニューアル・オープンし、和風家屋のような外観、大きなガラスから見える庭園の景観、内外に使用された竹素材などによって、館内は開放的で落ち着いた空間が広がる。2011年4月16日(土)〜5月15日(日)には、開館70周年記念特別展として、尾形光琳の国宝《燕子花図屏風》とメトロポリタン美術館所蔵《八橋図屏風》を一堂に紹介する展覧会が予定されている。

■絵のなかに生きる -中・近世の風俗表現
さまざまな人びとの暮らしや遊び、行事を描いた屏風、絵巻、掛幅から、室町〜江戸時代中期の風俗表現に目を向けた展覧会。桃山時代の《宇治橋図屏風》、寛永風俗画で重要美術品の《風俗図》、岩佐又兵衛筆《傘張り・虚無僧図》ほか、優れた名品約30点を展示。根津美術館のコレクションを知る機会に最適。

会期/11月23日(火・祝)〜12月23日(木・祝)
開館/10:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館/月曜日
料金/一般1,000円、学生800円
所在地/東京都港区南青山6-5-1
交通/銀座線・半蔵門線・千代田線表参道駅より徒歩8分
http://www.nezu-muse.or.jp/

 渋谷区立松濤美術館

渋谷区立松濤美術館外観玄関
渋谷区立松濤美術館外観玄関

小林かいち《灰色のカーテン》
小林かいち《灰色のカーテン》

閑静な住宅街に建つ区立美術館で、1981年オープン。花崗岩を積み上げた石造りのエントランスを入ると、中央の噴水を囲むように展示室が配されている。設計は、今年から来年にかけて群馬、東京、京都と展覧会が巡回中の建築家、白井晟一によるもので(「建築家 白井晟一 精神と空間」展/2011年1月8日〜3月27日、パナソニック電工汐留ミュージアム)、建築物としても見どころの多い美術館のひとつ。特別展は、時代・ジャンルを問わず、絵画、彫刻、工芸など幅広い作品をテーマごとに紹介。毎年2〜3月に、渋谷区在住・在勤・在学者を対象に平面作品を募集し、入選作約90点を展示する公募展を開催。本年度の「2011松濤美術館公募展」は、2011年2月6日(日)〜2月20日(日)を予定。この他、気軽に参加できる音楽会、講演会、映画会などのイベントも多数ある。

■大正イマジュリィの世界 デザインとイラストレーションのモダーンズ
「イマジュリィ」とは、挿絵や広告、ポスターなど大衆メディアと共に流通するイメージを総称する言葉で、本展では大正時代のデザイン、イラストレーションに注目。当時人気作家であった竹久夢二、杉浦非水、小林かいち、高畠華宵などの作品約300点を一挙公開する。

会期/11月30日(火)〜2011年1月23日(日)
開館/10:00〜18:00(金曜日は19:00まで)※入館は閉館の30分前まで
休館/月曜日(ただし1月10日は開館)、12月24日(金)、年末年始(12月29日〜1月3日)、1月11日(火)
料金/一般300円、小・中学生100円(小・中学生は土曜日無料)
所在地/東京都渋谷区松濤2-14-14
交通/各線渋谷駅より徒歩15分、京王井の頭線神泉駅より徒歩5分
http://www.city.shibuya.tokyo.jp/est/museum/

 日本民藝館

日本民藝館外観
日本民藝館外観

「河井寛次郎展」出品作《辰砂丸文角瓶》1937年 高さ28.8cm
「河井寛次郎展」出品作《辰砂丸文角瓶》1937年 高さ28.8cm

民芸運動の創始者、柳宗悦を中心に1936年開館。民芸とは、無名の職人が日常生活のためにつくった実用品を指す言葉で、柳はそれまで美とみなされることのなかった民芸品の中に「健康の美」「正常の美」を見出し、これらの美の認識の普及を目指した。収蔵品は、アイヌ衣装、大津絵、木喰仏、朝鮮王朝時代の工芸ほか、陶磁器、染織品、木漆工品、絵画、金工品、石工品、竹工品など多岐にわたり、約17,000点を有する。コレクションには、濱田庄司、バーナード・リーチ、河井寛次郎、棟方志功ら個人作家の作品も含まれ、館蔵品は3か月ごとの展示替えで常時約500点が紹介される。柳宗悦が設計した建物(有形文化財)内では民芸品と展示空間が調和し、心地よく鑑賞できる。

■河井寛次郎―生誕120年記念展―
柳宗悦の同志として民芸運動でも活躍した陶芸家、河井寛次郎の作品、約150点を展示。
■平成22年度 日本民藝館展―新作工芸公募展―
陶磁、織物、漆工、金工といった手仕事による伝統工芸品を公募し、新作を紹介する。

会期/河井寛次郎展:11月23日(火・祝)まで
日本民藝館展:12月11日(土)〜12月23日(木・祝)
開館/10:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館/月曜日(祝日の場合は翌日)、展示替期間
料金/一般1,000円、高校・大学生500円、小・中学生200円
所在地/東京都目黒区駒場4-3-33
交通/京王井の頭線駒場東大前駅西口より徒歩7分
http://www.mingeikan.or.jp/

21_21 DESIGN SIGHT

アクシスギャラリー

ワタリウム美術館

根津美術館

渋谷区立松濤美術館

日本民藝館

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