東京のアートシーンをアーティストとともに創り、発信する Tokyo Art Navigation
HOME トピックス 展覧会・イベント情報 美術館・劇場・活動スペース アーティストファイル アート作品ランキング コラム 支援制度・コンテスト情報
トップ > ステップアップ
 
ステップアップ
No.011
インターネットで作品紹介
Step.11 自分のサイトをもつ

インターネットが普及している今、ネットワークを利用することで、作品や活動を恒常的に紹介することができます。最近では、創作活動をアピールするため、個人のホームページやブログをつくり、情報発信を試みるアーティストも少なくありません。今回は、インターネットで作品を発表するときの基礎知識とその活用について紹介します。


ウェブサイトの種類

創作活動をインターネット上で紹介する場合、ホームページ、ブログ、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)など、様々な形態での情報発信が考えられます。最近では、ホームページからブログやSNSにリンクを張るといった複合的な使用方法もあり、作品のアーカイブや個展の告知など、伝えたい情報によって使い分ける必要があります。それぞれどんな特徴があり、どんな情報発信に向いているのでしょうか。

■ホームページ

テキストから写真、画像、動画など、様々なコンテンツを掲載することが可能。自由なスタイルで設計できることから、発信したい情報を最もダイレクトに伝えることができるメディアのひとつです。プロフィールや作品ポートフォリオ、活動を紹介するインフォメーションなどのコンテンツを設けるのが一般的。作品画像を掲載する場合、複数の写真を使うことで、作品の全体像からディテールまで見せることができます。インスタレーション作品であれば、映像によって様々な角度から作品を見せたり、音楽や音声、ナレーションを入れて、作品の魅力をアピールすることもできます。ただし、写真や動画などのデータが重いと、ブラウザでの表示に時間がかかり、見にくいサイトとして敬遠されてしまいます。動画はyoutubeなど動画専門のサイトにアップし、そのリンクを張るのもひとつの方法でしょう。

■ブログ

日記のように、ウェブ上に文章や写真、画像などをアップすることができるサービス。メールアドレスとパスワードを登録するだけで、簡単に始めることができます。アップできるデータの容量やサイズに制限があり、ウェブサイトのように自由なフォーマットでサイトをつくることはできませんが、更新は手軽で、日々情報を発信したい人に向いています。

■SNS

様々な人とのつながりを重視するインターネットサービス。出身や趣味など、共通のつながりを利用して情報交換や紹介などができるため、ホームページやブログと違い、同じ趣味の人たちと直接やりとりできるのが特徴です。新しいつながりを生むメディアとして活用されており、mixiやFacebookなどが有名。最近ではpixivというイラストや絵に特化したSNSも生まれ、アーティスト同士の交流も盛んになってきています。twitterのように、文字数に制限のあるブログ(ミニブログ)もSNSととらえられ、多くのSNSが無料で登録可能です。展覧会やイベントの呼びかけや告知、流行やムーブメントをつくるメディアとして機能するケースもあります。


ホームページを立ち上げる

本格的に作品や活動を紹介する場合は、個人のホームページをもつことをおすすめします。作品の魅力を伝えるためには様々な工夫が必要で、見やすいデザインを取り入れることも重要です。画像の加工や動画の編集など、ときには様々なスキルが求められますので、自分にできないことは、プロの手を借りたり、外注(人に頼む)することも考慮に入れましょう。また、海外の人も見ることができるので、できればバイリンガル表示にしておきたいもの。タイトルやプロフィール、作品コンセプトなどは英語と日本語の両方で表記しておくとよいでしょう。英訳に自信がなければ、翻訳を頼みましょう。

■立ち上げの手順

レンタルサーバを借りる→アカウント取得→ホームページをつくる→データをアップロード

■用語説明とワンポイント

・サーバとは

ウェブサイトに掲載するデータ(テキストや写真、画像など)を保存しておくところです。サーバはインターネットを介して借りることができます。プロバイダのサーバのほか、格安のレンタルサーバもあります。

・ドメインとアカウントを取得する

ドメインはプロバイダ名もしくは所属団体名を表し、末尾の「co.jp」は会社、「ac.jp」は学校、「go.jp」は政府機関、「.jp」は日本というように属性によって決められています。一方アカウントは、ドメインの中で個人個人を区別するための名前で、サーバを借りる際に自動的につくられます。個人のホームページをつくるなら、自分の名前やプロジェクト名をつけたドメインを取得したいものです(有料)。

例)http://★★★★★.tokyoartnavi.jp/
       アカウント ドメイン
例)http://tokyoartnavi.jp/
       ドメイン

・ホームページをつくる

HTMLというコンピュータ言語でプログラムを組むか、市販の制作ソフトを使用してつくります。HTMLでは文字の大きさやフォント、色、写真など画像の配置するサイズ、位置などをすべて、タグと呼ばれる指示命令にして、記述していきます。HP制作ソフトを使えば、HTMLを簡単に自動で記述し、サイトをつくることができます。

・データをウェブ上にアップロードする

ページの各種データファイル(HTMLや画像など)を、FTP(ファイル転送プロトコル)を通して、パソコンからサーバへ転送しますが、ホームページ制作ソフトにアップロード機能がついていることも。レンタルサーバの中には、ブラウザからサーバにログインすることで、簡単にアップロードが行えるものもあります。

・ホームページのコンテンツ例
・トップページ……名前、インデックス、作品画像、最新情報など
・プロフィール……生年、出身地、出身校、活動歴、受賞歴など
・作品ポートフォリオ……年代順、展覧会ごとに整理
・インフォメーション……展覧会やワークショップの告知、ニュースや近況報告など


無料投稿サイトを活用する

自分でサイトをつくるのが難しいという方は、無料で個展情報などを発信できるサイトを活用してみましょう。アートのポータルサイトを上手く利用することも、たくさんの方に見てもらう近道です。Tokyo Art Navigationにも「アーティストファイル」というコンテンツがあり、東京で活動するアーティストであれば、どなたでも無料で登録可能。イベント情報や作品画像を公開することができます。是非活用してみてください。

■Tokyo Art Navigationアーティストファイル
http://tokyoartnavi.jp/artistfile/index.php

アーティストの登録はこちらから(無料)
http://tokyoartnavi.jp/member/


 
ステップアップ

美大生やプロのアーティストを目指すみなさんの疑問に応えます。2011年4月から毎月1回、1年間を通してアーティストとして活動するためのノウハウを、実例をまじえて紹介していきます。

創作活動サポート
メンバー登録
東京のアートシーンを共に創造するメンバーを募集しています!
アーティストの方はこちら
あなたの作品や活動をTokyoから世界に向けて発信してみませんか?
サポーターの方はこちら
創作活動をサポートするギャラリーや稽古場の登録、展覧会やイベントを投稿できます。
メールマガジン登録申し込み
デジタルミュージアム
美術館・博物館の収蔵作品2万点以上の
デジタルアーカイブ
東京・ミュージアム ぐるっとパス
詳しくはこちら