丸の内仲通り沿い、ザ・ペニンシュラ東京のはす向かいに「CADAN有楽町」はあります。ここは一般的な画廊とは少し様相が違う、現代美術ギャラリーです。その最大の特徴は、40以上のギャラリーが交替で展覧会を行うという運用の仕方です。
一般社団法人日本現代美術商協会(CADAN:Contemporary Art Dealers Association Nippon)の代表理事であり、小山登美夫ギャラリーの小山登美夫さんは「こんなに人の行き来があるまちで、しかも通りに面した1階でギャラリーを開けるなんて、現代美術のギャラリーとしてはこれまでにないことです」と喜びを語ります。