東京のアートシーンを発信し、創造しよう。

MENU
MENU

『更生保護』表紙絵による 山田雄貴作品展

2023/08/31 - 2023/09/13

終了
法務省保護局は、社会への復帰を目指す人々の更生保護の諸施策を推進する事業を行っており、その中の一つに更生保護関係者の研修教材である月刊誌『更生保護』の編集協力をしています。 その『更生保護』の表紙絵を令和4年8月から令和5年7月までの1年間、日本画家の山田雄貴氏が担当しました。 表紙絵のテーマは『十二支』、生命の循環をあらわしています。
美術
ナカジマアート
東京23区内

法務省保護局は、社会への復帰を目指す人々の更生保護の諸施策を推進する事業を行っており、その中の一つに更生保護関係者の研修教材である月刊誌『更生保護』の編集協力をしています。
その『更生保護』の表紙絵を令和4年8月から令和5年7月までの1年間、日本画家の山田雄貴氏が担当しました。
表紙絵のテーマは『十二支』、生命の循環をあらわしています。
そこに登場する動物たちは、山田氏の作り出した様々な色合いの自然の中に存在し、そこに溶け込むように描かれています。「個々の部分を観ただけでは具体的ではないけれど、それらが合体すると、描かれている実像が見えてくる。リアルに描くのではなく、色や抽象的な模様みたいなものの集合で表現する」との言葉通り、背景に同化し、抽象的な要素があるようにも見えますが、それぞれの存在感が際立ち、多くの人が思い浮かべる典型的な動物の姿でありながらも、想定外の新しい動物の肖像を見ているような感覚を与えてくれます。
概念にとらわれない色彩の使い方も作品の面白みのひとつです。「心に浮かんだイメージが、(折り紙を折るように)こうしたらこうなると考えながら手を動かして色を塗り、次第に出てくる感じ」と語る山田氏。画面にはそこにもともとあったかのような様々な色が使われています。
雨にも色があり、葉の色は緑ではない。それぞれのモチーフが色そのものにとらわれることなく、魅力的に表現された山田氏の作品。是非ご高覧いただきたくご案内申し上げます。
法務省保護局/ 更生保護法人 日本更生保護協会

インフォメーション

月刊誌『更生保護』の表紙絵を令和4年8月から令和5年7月までの1年間、日本画家の山田雄貴氏が担当しました。
表紙絵のテーマは『十二支』、生命の循環をあらわしています。

『更生保護』表紙絵による 山田雄貴作品展

会期2023/08/31(Thu)- 2023/09/13(Wed)
会場 ナカジマアート
開館時間 ・休館日11:00~18:30 ※会期中無休
チケット料金無料
お問い合わせ先info@nakajima-art.com

SEARCH

公式アカウントをフォローして
東京のアートシーンに触れよう!