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菅原果歩  「凍るのは端から,溶けるのも端から  Frozen from the edge, thawing from the fringe」

2024/02/22 - 2024/03/10

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菅原果歩  「凍るのは端から,溶けるのも端から  Frozen from the edge, thawing from the fringe」
映像・写真
菅原果歩
「凍るのは端から,溶けるのも端から
Frozen from the edge, thawing from the fringe」

2024年2月22日(木) – 3月10日(日)

月火曜定休
13:00 – 19:00

入場無料

ツバメスタジオ3階
中央区日本橋小伝馬町13-2井川ビル3F

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Artist Profile
菅原果歩  https://www.instagram.com/kahon_335/
2000年、秋田県出身。秋田公立美術大学アーツ&ルーツ専攻卒業。東京藝術大学先端芸術表現専攻在籍。自身にルーツと繋がりを持つ「鳥類」を対象としたリサーチ・フィールドワーク・制作を行い、自らの足で森や山の中へ分け入ることで、鳥類を取り巻く環境や記憶について思考している。経歴(近年の主な展覧会など)
2022
•個展「分け入る森」/秋田公立美術大学ギャラリーBIYONG POINT /秋田県
•アーツアーツ2022 展 写真部門出品/アトリオン/秋田県
•3331 ART FAIR 出品/3331 Arts Chiyoda/東京都(山口裕美賞、太下賞、木村博行賞、EU・ジャパンフェスト賞、アートエバンジェリスト協会賞受賞)

2023
•秋田公立美術大学卒業•修了展/秋田市文化創造館/秋田県(学長奨励賞受賞)
•菅原果歩•後藤那月 展覧会「星影のたもと,うた は渡るる」/アラヤニノ/秋田県
•MY FIRST ART vol.2出品/伊勢丹新宿店アートギャラリー/東京都

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「凍るのは端から,溶けるのも端から Frozen from the edge, thawing from the fringe」に寄せて

2020年の夏、橋のたもとに1羽のオオハクチョウが泳いでいるのを見つけ、季節外れのその光景に驚いた記憶がある。このような日本に留まる白鳥は「はぐれ白鳥」と呼ばれることがあり、主に翼を負傷し繁殖地へ帰北できなくなってしまった個体で、各地にひっそりと棲みついていることがわかった。数年の夏を超え、現在も同じ場所に留まり続けるはぐれ白鳥を見ているうちに、鳥類の一生で最大の旅「渡り」について考えるようになった。
晩秋、カムチャッカ、千島、東部シベリア、サハリンから海を一気に越えてやって来る白い鳥の雄大な翼の群れ。彼らは北海道から東北、そして沖縄の石垣島にいたるまで、日本各地に分布して春を待つ。1年に一度、命懸けの大移動を繰り返す白鳥たちを見ているうちに、寒冷で命塞がれ「北」から、暖かい空気が来る生命に溢れる「南」へと往き来できる渡り鳥こそが、生命の端々を繋ぎ止める存在に思えた。
そして白鳥に留まらず、私の心を捉えて離さない「渡り鳥」は、私には度々、自然の存在と重なって見えた。細かな枝分かれや根の広がりは、一枚の羽根の羽軸から生え出る羽枝のイメージと結びつく。結氷した水面のひび割れや葉脈、体内を巡る血管、川の形、この地球の諸所に散らばる物質の枝分かれのイメージが次々と連なった。一つの季節の間に、数億におよぶ鳥たちが地球上で移動する「渡り」という行動。あらゆる地点から地点へ移動するその飛翔の痕跡さえも枝が分かれるように永遠と広がってゆくのだろう。

菅原果歩

インフォメーション

菅原果歩  「凍るのは端から,溶けるのも端から  Frozen from the edge, thawing from the fringe」

会期2024/02/22(Thu)- 2024/03/10(Sun)
会場 ツバメスタジオ3階
開館時間 ・休館日月火曜定休
13:00 - 19:00 
チケット料金入場無料

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