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BLUE SCREEN -不在の存在-

2024/07/13 - 2024/07/28

終了
写真技法を用いて制作を行う3名の作家に"青"という主題のみ与え構成した展覧会を開催します。 写真の中にもさまざまな技法や表現の仕方があり、作品出力に行き着くまでの過程もそれぞれの意思や想いが隠されています。 本展覧会にて、そうした気づきや視点を得て頂ければ幸いです。
美術 映像・写真
myheirloom
東京23区内

「BLUE SCREEN -不在の存在-」
金田剛 澤田詩園 正村公宏

会場 : myheirloom(東京/中央区)
参加アーティスト : 金田剛 澤田詩園 正村公宏
会期 : 2024/7/13〜7/28
木金16〜19時
土日13〜19時
※月火水曜と祝日は休廊
※7/18(木)のみ15~18時
※7/19(金)のみ臨時休廊

myheirloomではこの度、写真技法を用いて制作を行う3名の作家に”青”という主題のみ与え構成した展覧会「BLUE SCREEN -不在の存在-」を開催いたします。

展覧会タイトルともなっている「Blue Screen」は、死のブルースクリーンとも呼ばれる、コンピューターの致命的エラー発生時に表示される画面を指す名称です。
コンピューターには様々な情報が保持されていますが、何らかの異常によりOSがダメージを負った場合、その蓄積された情報は徐々に失われ、最終的には復旧不可能となってしまいます。
青い画面は、留めていたものが失われる時の警告であり、また不在がそこに存在している状態とも言えるでしょう。また、それらをそれを留めようと復旧に入るコンピューターの、儚い自我のようなものとも言えるかもしれません。

写真の古典技法であるサイアノタイプは日本では「青写真」とも呼ばれ、設計図によく用いられていたことから、未来の計画の意を示す比喩にも使われています。

図らずも3人の作家は過去、あるいは現在進行系でサイアノタイプに触れており、「青い空間」という抽象的なお題に対しても、何らかの脳内イメージが感覚的に浮かび上がってきたはずです。

各作家が思いを馳せた「青」のイメージ、それは長い時間をかけて図像を紡ぐ未来への設計図となりえるか、はたまた崩れゆく記憶を留めようとする抵抗の証であるか。
そこに何かがあった痕跡を探そうとする、あるいは痕跡があったかのように振る舞おうとする作家の眼差しから、青い空間をどのように構築していくのか紐解いていく展覧会となります。

記憶や痕跡、時間の流れ、虚構と現実、人の輪郭

今、その瞬間をありのままに捉える写真の性質から逸脱し、三者三様にその表現の可能性を模索している若き才能の邂逅を、会場にて是非確かめて頂ければ幸いです。

インフォメーション

気鋭の若手作家による、三者三様の写真表現に焦点を当てた展覧会

BLUE SCREEN -不在の存在-

会期2024/07/13(Sat)- 2024/07/28(Sun)
会場 myheirloom
開館時間 ・休館日会期 : 2024/7/13〜7/28
木金16〜19時
土日13〜19時
※月火水曜と祝日は休廊
※7/18(木)のみ15~18時
※7/19(金)のみ臨時休廊
チケット料金入場無料
お問い合わせ先ギャラリーホームページのお問い合わせフォームより

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