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natsuki goto – ether . –

2024/09/12 - 2024/09/29

終了
ガラス工芸作家の後藤夏希の個展を開催いたします。
陶芸・工芸・民藝
natsuki goto
ether .
2024.09.12 Thu – 09.29 Sun
13:00 – 19:00
火水曜 closed
入場無料
ツバメスタジオ3階
中央区日本橋小伝馬町13-2井川ビル3F
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プロフィール

後藤 夏希 natsuki goto

https://www.instagram.com/__goto_natsuki__/

2000年宮城県生まれ。東京藝術大学大学院在籍。

「目に見えない力を可視化する」をコンセプトに作品を制作。

重力に従い、熱によって繊細に性質や形が変化していくガラスを主に素材として用いて制作している。自然現象の過程を生かして最終的な形に人の手を加えないことで、重力などの見えない力をも制作者として受け入れている。それにより、自然の摂理と人間の関わり方を考えている。

ステートメント

電線のたゆみや布のシワ、壁を伝う雨をじっと見つめていると、日常の何気ない瞬間が実はたくさんの表情を持っていることに気がつく。

日々の生活に流されていると、私はいつの間にか目の前の風景を「知っている」と思い込み、それ以上深く見ようとしなかった。しかし、ガラスという素材に触れることで一つの瞬間に意識を向け、丁寧に瞬きすることで普段は当たり前に思っていた風景が、実は無数の小さなカケラによって成り立っていることに気づかされた。

私は作り手としてその感覚を忘れることなく、カケラをすくい上げるように作品をつくり続けている。熱によって繊細に性質や形を変化させるガラスを主な素材として制作を行っている。600度を超えるガラスは私の操作の手を離れ、重力に従って自由に形を変えていく。この過程で私が介入することなく、最終的な形を作り出すことで自然現象そのものを制作の一部として受け入れている。それにより、人間の手が及ばない部分にまで、自然の摂理や現象が作品に内包されていく。

ether(エーテル)とは、アリストテレスが提唱した仮想物質であり、光や天体の動きが空間に存在するエーテルを通じて可視化されていると考えられた。 光や熱、重力といった物理現象を要素として作品に落とし込み、可視化させる私の創作活動が、このエーテルの概念と重なるように感じた。

私が作り出す”エーテル”が、物質と非物質、自然と人間の境界を曖昧にすることで、作品の鑑賞者が日常の中の隠れた小さなカケラに触れることを願っている。

インフォメーション

展示期間内ライヴイベント

2024.09.14 Sat
19:00 OPEN
19:30 START
出演
日高理樹
入場料 2,500円

日高理樹 / Riki Hidaka
2010年頃から数枚のアルバムを自主制作、また広島・STEREO RECORDSより発表。ソロ活動の他、GOD、betcover!!、Minami Deutschなどのバンドに参加。
2021年、ジム・オルーク、石橋英子とのトリオ編成でのアルバム「置大石」をSTEREO RECORDSよりリリース。
2022年、小山登美夫ギャラリー、茅ヶ崎市美術館で発表された桑久保徹の12枚の絵画のために制作した12曲を収録したCD3枚組アルバム「Music For 12 Painters, A Calendar And Toru Kuwakubo」をリリース。
2022年、初のEUツアーを行いRafael Toral、David Maranha等と共演。
2023年、LP「Potato days / Angry tortoise」をリリース。


2024.09.20 Fri
19:30 OPEN
20:00 START
出演
苔苔
入場料 2,500円

苔苔
プロフィール
1994年3月3日生まれ。植木屋。流動型のセッショングループ、野流や調布砂ノ会のメンバーとして音楽活動を行っている。2024年から「苔苔」名義でソロ活動を始める。主に伝統楽器である箏を用いてアンビエント~エクスペリメンタルな演奏をする。

natsuki goto – ether . –

会期2024/09/12(Thu)- 2024/09/29(Sun)
会場 ツバメスタジオ3階
開館時間 ・休館日13:00 - 19:00
火水曜 closed
チケット料金入場無料
期間内ライブイベントは入場料2500円
お問い合わせ先tsubamestudio@gmail.com

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