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伊庭野肇 ABSTRACT KOKUBUNJI

2024/11/30 - 2024/12/22

NEW 開催中
建築 美術
丘の上APT/兒嶋画廊
多摩東部(吉祥寺・小金井・立川・府中・調布など)

兒嶋画廊は2024年11月30日から‘伊庭野肇 -ABSTRACT KOKUBUNJI-’展を開催いたします。昨年に引き続き、国分寺を拠点とする画家、伊庭野肇の抽象画を紹介する個展です。本年制作された新作10点程を中心に、近年の秀作も併せて展示いたします。是非ご高覧ください。

ABSTRACT KOKUBUNJI- 伊庭野肇展に寄せて

この頃、通い出した国分寺のお寿司屋さん「すし司」で、日高見という日本酒をよくいただきます。
日高見の国とは常陸国風土記によれば大和から見て東北の地を意味するそうです。
最近、気仙人や蝦夷(えみし)、まつろわぬ人々など、
大和朝廷に最後まで抵抗した日本各地の古層に属する民族や
人々のことをテーマにした研究書などをよく目にします。
東北学や東北力といった言葉も馴染み深くなってきています。
伊庭野さんのご出身は青森県八戸市です。
ご自身の絵の話をしている時に「出てくるんだよね」という表現をされることがよく有ります。
何が、何処から出てくるのか興味深いものがありますが、
おそらく伊庭野さんの深層心理やDNAの中にあるご祖先から受け継いだ東北の大地の力が
作品を通して滲み出てくるのだろうと想像しています。
一説によると、東北地方にはずっと昔にユーラシア大陸のシベリアやバイカル湖周辺や
トルコあたりから人々が移動してきたとも考えられています。
アルタイ山脈の岩壁に描かれた動物や人間像また、
北海道余市にあるフゴッペ洞窟にある岩壁画にも共通する、動物や宇宙人のような姿があります。
昨年の兒嶋画廊での第1回展の折には野川両岸に広がる押し切りの水田のイメージを強調しましたが、
今回は伊庭野さんの絵の中に潜む古代との対話にご注目ください。

「アブストラクト国分寺」の新たな展開にご期待ください。

2024年11月  兒嶋画廊  兒嶋俊郎

 

 

インフォメーション

「伊庭野肇 -ABSTRACT KOKUBUNJI-」
会期:11月30日(土)〜12月22日(日)
場所:兒嶋画廊 (国分寺市泉町1-5-16)
お問合せ: eakojima@gmail.com Tel.042-207-7918
オープニングパーティー 11月30日(土)16:00-19:00

伊庭野肇 ABSTRACT KOKUBUNJI

会期2024/11/30(Sat)- 2024/12/22(Sun)
会場 丘の上APT/兒嶋画廊
開館時間 ・休館日12:00-18:00 (月曜休廊)
チケット料金入場無料
お問い合わせ先eakojima@gmail.com

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