アートディレクターとして広告・デザイン制作の実績を持ちつつ、独学で油絵を中心とした絵画作品の制作をはじめた梅浦康平（うめうらこうへい）が２回目の個展を開催します。2023年には「上野の森美術館　第36回日本の自然を描く展」においてニッポン放送賞を受賞。今回は梅浦康平独自の視点で「Rebirth」をテーマに大小10作品を展示いたします。

梅浦康平

1978年東京生まれ。慶応義塾大学卒業

個展

2024年　梅浦康平展「みえかくれするもの」ギャルリ・シェーヌ（東京）

グループ展

2021年　「FACE展2021」SOMPO美術館（東京）

2021年　「ACT大賞展」The Artcomplex Center of Tokyo（東京）［’20]

2024年　「第91回 独立展」国立新美術館（東京）［’19、’21、’22、’23］

2024年　「Pieces」ギャラリー向日葵（東京）［’23］

受賞

2023年　「第36回 日本の自然を描く展」上野の森美術館　ニッポン放送賞（東京）

「再生の瞬間を捉え、観る者に未来への選択を問いかけることは、変化の激しい時代において必要不可欠な行為」と考え、私は作品を制作しています。厚塗りのストロークで即興的に生まれるエネルギー、重なり合う色彩や形が、新たな世界の可能性を象徴し、観る人自身の未来への想像を喚起します。また、既存の意味や枠組みを問い直すこと、先入観や偏見にとらわれず、自らの意志で未来を切り開くことの重要性を問いかけます。観る人それぞれの内省を促し、これからの生き方を考えるきっかけとなるような表現を探求しています。

梅浦康平