2007年7月16日、新宿区大京町の閑静な住宅地に「The Artcomplex Center of Tokyo (ACT)」がアートの複合施設として誕生しました。都会のオアシス「新宿御苑・神宮外苑」を背景としながら、このセンターはアートの新たな「発信基地」となることを目指します。作品発表の場や機会を提供するだけでなく、多彩なワークショップや公募展を企画することによって、アーティスト活動を積極的にサポートし「アート・コミュニティ」の創造と発展を提案します。ACTは「ギャラリー・コンプレックス(異なる展示空間の複合体)」を設計の重要なコンセプトとして、5つの独立したギャラリースペースが設けられています。開催される展示会は、アーティストの持ち込み企画による展示、同ギャラリーキュレーターやゲストキュレーターが新進気鋭のアーティストを発掘・紹介する企画展、アートからデザイン・プロダクトまで様々な作品を取り上げる公募展企画など、非常にバラエティに富んでいます。1つの場所で様々なコンセプトの展示会を楽しむことができる総合アート複合施設という環境は、アート・シーンの可能性を広げる存在となるでしょう。