プレスツアーを前に開かれた記者発表会にて、AWTのディレクター、Take Ninagawa代表の蜷川敦子さんは「AWTは東京のアートシーンを形成する様々なエリアに来場者が足を運び、その多彩な魅力を体験できる機会となることを目指しています。公式アプリ『AWT PASS』の活用によって、幅広い楽しみ方を、いつ、どこからでもスタートできる環境を整えました」とAWTの多様な楽しみ方とその敷居の低さをアピール。
またAWTモビールプロジェクト実行委員の森美術館館長・片岡真実さんは「世界のアートが盛んなエリアには、アートウィークやそれに似た文化が根付いています。アートウィークがあることで、その期間は街がアートで活気づき、同地のアートを知りたい人々はその期間をめがけて来訪します。参加ギャラリーはその期間に一押しの展覧会をするようになるなど、よい循環が生まれるのです」と、東京に「アートウィーク」を設け浸透させていくことの重要性を語りました。
AWTへの参加に必要なのは、無料の公式アプリ「AWT PASS」のダウンロードです。AWT BUSの利用時に提示するパスポートとなるほか、バスの運行状況がリアルタイムで確認できるマップ機能、各施設の入場料の割引、スタンプラリーなど、AWTを自分なりに楽しむための多くの機能を搭載しています。
11月3日、文化の日からはじまる4日間、東京でアートを楽しんでみようかな、と考えている方もそうでない方も、ひとまず「AWT PASS」をダウンロードしてみましょう。どこに行くべきか、悩む必要はありません。期間中、街中にはあちこちにAWT BUSが走っているはずです。そのどれかに乗りこめば、きっと次の停留所で、あなたのこれからを豊かにするアートやアーティスト、美術館やギャラリーとの新しい出会いが待っていることでしょう。